事例紹介

まるは食堂様
CO2濃度から「密」を見える化し店内の安心できる環境づくりに貢献

農業・環境

まるは食堂様

URL:http://www.maruha-net.co.jp/shop/honten

愛知県内で飲食店など7店舗を展開する株式会社まるは食堂(以下、まるは食堂)。中でも、まるは食堂南知多豊浜本店は多くのお客さまが訪れるため待合室が混み合うことも多く、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響を不安視する声がスタッフやお客さまからあがっていた。そこでまるは食堂は、株式会社ハーモニィ(以下、ハーモニィ)の提供する温湿度CO2測定・可視・監視サービス「MORITO CO2ウォッチャー」を導入。CO2濃度の測定により「密」を見える化することで、スタッフ、お客さまともに安心できる店内の環境づくりを行っている。

混み合う待合室を不安視する声があがっていた

まるは食堂は、愛知県内で食堂、旅館、温泉、回転ずし、まるはリゾートなど7店舗を展開している。中でも、愛知県南知多町にある、まるは食堂南知多豊浜本店は多くのお客さまが訪れ待合室が混み合うことも多い。昨今の新型コロナウイルス感染症の影響を受け、来店されるお客さまから、混み合う待合室を心配する声があがっていた。また、お客さまを迎える店舗スタッフも、細心の注意を払って感染症対策を行っていたものの、そういったお客さまの不安解消のために何ができるか、頭を悩ませていた。

そのような状況の中、CO2濃度で換気状況のチェックができるという「MORITO CO2ウォッチャー」の提案を受け、まずは実態の把握をするため1カ月お試しで導入してみることとなった。1カ月の試験導入の結果、店内の換気状況を見える化することで、これまで実施していた対策が換気につながっていると具体的なデータの裏付けをもって把握することができ、大きな安心につながった。また、計測結果を店頭のサイネージに表示させる際には、画面の合間にCO2濃度と換気に関する説明が差し込まれているなどユーザー目線の親切なツールであると感じたため、お客さまの不安解消、スタッフの不安解消になりうるものと判断し、本導入を決めた。

CO2濃度を測定し「密」を見える化

ハーモニィの提供する「MORITO CO2ウォッチャー」は、24時間365日CO2濃度と温湿度を測定し、その結果をパソコンやスマートフォン、店頭の電子ディスプレーなどに表示。CO2濃度、温湿度を測定・表示することによって密の見える化が可能となる。

サービス概要図

サービス利用開始時の設定は非常に簡単で、計測用のデバイスが届いたら付属のリングや磁石を使ってデバイスを設置し、専用のQRコードを読み込むだけ。 センサーデバイスが室内のCO2濃度を測定し、Sigfox通信によりクラウドサーバーへ計測データを送信。クラウドサーバーに保存された測定結果をタブレットやスマートフォン、店頭の電子ディスプレーなどで見ることができる。 計測用のデバイスは、マスプロ電工株式会社(以下、マスプロ電工)の提供するCO2濃度・温度・湿度センサーユニットを採用している。乾電池で駆動するため電源工事は不要で、設置する場所も選ばない。また、低消費電力なSigfox通信を採用することで電池交換不要で約3カ月使用することができる(15分に1回計測した場合)。


また、換気が十分に行われていないなどの理由で測定結果のCO2濃度が閾値(しきいち)を超えた場合は、各種端末で表示されている画面の色がグリーンからイエロー、レッドに変わり、「密」を通知。また、注意喚起メールを自動送信し、現場の責任者からスタッフへ適切な指示をだすこともできる。

お客さま、店舗スタッフともに安心できる店舗に

まるは食堂南知多豊浜本店では、2020年8月からMOTIRO CO2ウォッチャーを導入。測定結果を店頭の電子ディスプレーに表示しているほか、毎日店舗のホームページ上でも測定結果を公開している。


サービスの導入以前は十分に対策を行っていても、現在の対応が正しいのか明確に把握することができず、店舗スタッフも不安を抱えながらの営業となっていた。しかし、サービス導入以降は店内のCO2濃度を明確に把握することができるようになったうえ、その測定結果をどう受け止めたら良いのかも画面の色の変化により容易に把握することができるようになったことで、店舗スタッフが安心して仕事に励むことができるようになり、混み合う土日でも安心してご来店を促すことができるようになった。

「本店のロビーはかなり混むのでずっと心配でしたが、MOTIRO CO2ウォッチャーを導入してみるとかなり換気の状態が良いことが分かり、自信をもってお越しいただけるようになりました。」(株式会社まるは 坂野代表取締役)


さらに、実際に店舗に来店するお客さまにとっても不安解消の助けとなっている。店頭に電子ディスプレーを設置し、待合室のCO2濃度を見える化することで、お客さまが不安を感じることなく来店し、食事を楽しんでいただけるようになった。

「お客さまより『昨日食べに行ったんだけど、待合室がすごくこんでたけど大丈夫なの?』と不安まじりの電話が入ったのですが、MOTIRO CO2ウォッチャーのことをお話して、換気の状態が良いことをお伝えすることで、電話口のお客さまの不安を和らげることができました。」(株式会社まるは 鈴木部長)

まるは食堂南知多豊浜本店のある愛知県では、2021年1月13日に2度目の緊急事態宣言が発出され、まるは食堂でも全店で時短営業の状況が続いている(2021年2月現在)。 年末にかけて来店するお客さまの数は持ち直しつつあったが、緊急事態宣言後には全店で一気に来客数が激減。そのような状況の中でも来店してくださるお客さまに対して、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、まるは食堂らしく感謝の気持ちでお迎えしている。

また、まるは食堂では去る1月に国の助成金により換気システムを導入。2020年8月に導入したMORITO CO2ウォッチャーに続いて、温度管理や外からの異物などを避け、窓を開けなくても良い環境が整っている。
今後もコロナ禍をチャンスと捉え、自助、互助、共助、公助を活かしながら、環境や新規事業に取り組んでいく。

協業パートナー/利用サービス


株式会社ハーモニィ
https://www.harmony21.co.jp/

「MORITO CO2ウォッチャー」公式サイト
https://co2watcher.com/

温湿度CO2測定・可視・監視サービス「MORITO CO2ウォッチャー」
https://www.kccs-iot.jp/solution/solutions/detail55/

マスプロ電工株式会社
https://www.maspro.co.jp/

CO2温湿度センサー端末
https://www.kccs-iot.jp/solution/product/device61/


取材時期:2021年2月
掲載日:2021年3月8日