LPWA(Sigfox)で二酸化炭素濃度を測ってみた(続)

技術情報

前回の「LPWA(Sigfox)で二酸化炭素濃度を測ってみた」では、ArduinoとSigfox Shield、MH-Z19を使って10分間隔で二酸化炭素(CO2)濃度を計測し、IoT Agency Platformでグラフ化するところまでやりました。

technical0817_10.png

今回は、実際にオフィスに設置し、1週間放置してみました。

結果

7月7日火曜日(七夕の日ですね)の出社タイミングに設置しました。

technical0819_01.png

1週間の傾向としては、始業時間前の7時~8時から二酸化炭素濃度が上がり始め、昼を過ぎて14時~16時あたりがピークになっています。時差出勤している人もいるので、17時ごろから下がり始め、翌日7時位まで下がり続け、また上がりだすことの繰り返しでした。
土日は、やはり会社に来る人がほとんどいない(はず)ので、低い値を維持しています。
オフィスワーク中においても600~750ppmであり、厚生労働省が提示している「良好な換気状態の基準として二酸化炭素濃度(CO2濃度)1,000ppm以下」は守られています。
開閉式の窓ではないため、機械換気が機能しているのかと思います。

2週目もログ取りを続けていたのですが、2週目は、ピークが600ppm程度になっています。(貼り付けたグラフは月曜日のものしかありませんが、その後も同じような傾向でした)
この要因ですが、もしかしたら、この1週目、東京都内のコロナウィルス新規感染者が増えていき、7月9日(木)には200名を超えたことも受け、会社から、改めて在宅ワークを推奨するよう案内がでました。結果、出勤率も下がることになり、それによる影響なのかもしれません。

CO2濃度とウィルス飛沫には直接的な関係性は認められていませんが、換気状態の一つの目安として、CO2濃度の経過を観察することにより、コロナ感染予防の一助になるかと思います。
今回計測したオフィスはオープンスペースでしたが、三密状態になりかねない会議室などにCO2センサを配置しておくのも良いかもしれません。