認知症による不明者1万7400人 最多更新、警察庁

事業部長ブログ

みなさん、こんにちは。

KCCSでSigfoxを担当しております、LPWAソリューション事業部長の松木です。

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さて、今回のタイトル「認知症による不明者1万7400人 最多更新、警察庁」は、7月2日付の日経電子版から引用したものです。

認知症による不明者1万7400人 最多更新、警察庁」(出典:日経電子版

Sigfoxネットワークを商用開始した3年前から候補に上がっていたのは、高齢者見守りサービスです。

位置情報はGPSで取得し、そのデータをSigfoxを使ってクラウドに送れば、スマホで位置を確認できるというのはシンプルで即実現可能なアイデアに思えました。

あれから3年。

すでにさまざまなデバイスやアプリケーションが開発されています。

しかし、冒頭のニュースを見る限り、本当に高齢者見守りを必要としている方々にはまだ届いていないように思えます。

上記記事によれば、2019年に認知症が原因で警察に行方不明届が提出された人は「1万7479人」だったそうです。

前年より552人増、調査を取り始めた12年前の1.8倍。

そして、以前の分も含めて2019年中に所在が確認されたのが、1万6775人です。

残念なことに、そのうち、460人は亡くなられていたそうです。

総務省統計局のデータを参照すると、65歳以上の高齢者人口と総人口比率と対2019年増加数は以下の通りです。

年次65歳以上高齢者人口総人口比率対2019年増加数
2020年 3619万人 28.9% 31万人
2025年 3677万人 30.0% 89万人
2030年 3716万人 31.2% 128万人
2035年 3782万人 32.8% 194万人
2040年 3921万人 35.3% 333万人

(出典:総務省統計局 「統計局ホームページ/令和元年/統計トピックスNo.121 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-/1.高齢者の人口」)

ちなみに、総人口は2019年の1億2617万人に対して2040年は1億1092万人と減少していきます。

約1525万人も総人口は減少していくのに、65歳以上の高齢者人口は333万人も増加します。

これは人ごとではありません。

2040年には、現在45歳の方々が65歳となります。

20年なんてあっという間です。

高齢者見守りサービスを早急に生活現場に浸透させていく必要があると私は思います。

PRが足りないのか、機能が足りないのか、携帯に関する工夫が足りないのか、価格の問題か、UIの問題か、何にせよ早急に改善を施して高齢者層のIoTリテラシーを上げていくことが、IoTに携わっている者の責任ではないかと思います。