NB-IoTに関する日米のふたつのニュース

事業部長ブログ

みなさん、こんにちは。

KCCSでSigfoxを担当しております、LPWAソリューション事業部長の松木です。

今回は、LPWAの一つであるNB-IoTに関するニュースについてです。

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コロナショックに紛れてそれほど大きな扱いにはなっていませんが、IoTまたはLPWA関係者にとっては非常に気になるニュースが4月、5月と連続して、それも、日本とアメリカで流れています。

それは、セルラーLPWAである「NB-IoT」に関するものです。

まずは、日本で4月にNTTドコモから、

IoTサービス向け通信方式「NB-IoT」の提供終了について

という発表がなされました。

NTTドコモは約1年前に「NB-IoT」の提供を開始すると発表したばかりでした。

ニュースリリースによれば、「現在の事業環境に鑑み、経営資源を集中すべく」というのが本通信方式の提供を終了する理由だそうです。

今後は、同じくセルラーLPWAの通信方式である「Cat.1」および「LTE-M」を継続して提供していくと付け加えられています。

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次に、米国で5月にDishから。

Dishは、米国の通信キャリアです。

Dishは、スプリントとT–モバイルの合併にともない、スプリントの子会社であったブースト・モバイル(プリペイド式携帯電話サービス)を買収することで最近話題になっています。

そのDishが、NB-IoTのサービス展開のために投資した$253ミリオンをスクラップ(減損)するというニュースが流れてきました。

Dish scraps NB-IoT network in favour of 5G

$253ミリオンは、1ドル108円で計算すると、約273億円となります。

報道によれば、5Gへの投資に集中するために、NB-IoTに対する投資を途中で取りやめることにしたそうです。

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奇しくも、2ヶ月連続で、それも日本とアメリカで「NB-IoT」サービス終了のニュースが流れました。

日本には、

「帯に短し襷(たすき)に長し」

ということわざがあります。

私ども、非セルラーLPWAの一つであるSigfox事業者としては、今後とも、襷に徹していきたいと考えております。