Greif社、Sigfox0Gネットワークを使ってGCube Connect IBCsをデジタル化

Greif社、Sigfox0Gネットワークを使ってGCube Connect IBCsをデジタル化

グローバルinfo.

2020年5月19日 ドイツ、ミュンヘン。

産業用パッケージ製品とそのサービス提供のグローバルリーダーであるGreif社は、Sigfox 0Gネットワークを活用したGCube Connect IBCs (Intermediate Bulk Containers、バルクコンテナ)の提供を開始しました。GCube Connect IBCsは、液体および粉末状の材料等の保管と輸送に使用されます。Nanolike社によるレベルセンサーがコアとなるこの0Gソリューションは、年間数百万台という規模で販売される予定です。バルクコンテナのデジタル化によって、ユーザーは、プロセスの透明性とリアルタイムでの情報を得ることができ、これを活用してバルクコンテナの導入と全体的な物流の効率を高めることができます。また、バルクコンテナを使用している製造業者と販売業者はまったく新しいサービスとビジネスモデルを作り出すことができます。

  • 製造業者は、より大きな在庫であっても、位置情報の管理に基づくベンダー管理の在庫ソリューションをディーラーおよびエンドカスタマーに提供できます。
  • 化学品ディーラーは、バルクコンテナの充填レベルに基づいて、エンドカスタマーの施設でバルクコンテナを自動的に交換または補充できます。
  • バルクコンテナの詰め替えは、実際の消費量に応じて顧客に請求される従量課金制のモデルを介して提供することができます。
  • 食品および飲料または危険物業界では、バッチを自動的に文書化できます(必要に応じてブロックチェーンを介した改ざん防止にも)。これにより、トレーサビリティとHACCP(食品衛生管理)の文書化が大幅に効率化されます。
  • 製薬業界は、GDP(医薬品の適正流通基準)ドキュメントをデジタル化できます。
  • 農業では、バルクコンテナのデジタル化により、一意の識別による偽造種子に対する保護、バルクコンテナが開かれたかどうかを検出するデジタル化されたシール、および場所の記録を含むドキュメントを提供できます。

これらは、デジタル化されたバルクコンテナの利点のほんの一例にすぎません。すでに挙げているもの以外の業界でも多く利用されています。例えば、オイルや潤滑剤のコンテナ、タイヤおよび自動車部品、塗料、インク、染料、合成および天然ゴム、医薬品、パーソナルケア用品、化粧品など、他の多くの業界でも使用されています。

「世界有数のバルクコンテナメーカーによる、サービスポートフォリオの一部としてコンテナをデジタル化するという判断は、化学薬品、医薬品、その他の多くのサプライチェーンにわたる液体の追跡と充填レベルの監視に革命をもたらしました」とSigfox社のSVPグローバルセールス&マーケティング担当のGlen Robinson氏は説明します。
「SigfoxのIoTアーキテクチャーとグローバル0Gネットワークにより、Nanolike社は独自のセンサー技術を接続可能となり、クライアントがビジネス全体でバルクコンテナを視覚化、最適化できるようになりました。これにより、国際的なサプライチェーン全体にわたって、液体の充填レベルの監視、位置情報、トラッキングといったのデジタル革命がおきます。バルクコンテナをデジタル化することで、かつて見えなかったものが見え、バルクコンテナの利用率が向上、損失が減少し、調達と在庫管理を自動化、オンデマンドの物流スケジュールが促進されます。Sigfox社は、Nanolike社とGreif社との、このエキサイティングな開発に関わることができ嬉しく思います。」

Greif社のEMEAバルクコンテナおよびプラスチックビジネス製品マネージャーのLuca Bettoni氏は言います。
「GCube Connect IBCソリューションのデジタル化にSigfox 0Gネットワークを選択したのは、Sigfoxが現在最もエネルギー効率が良いためです。メンテナンスコストを非常に低く抑えることができるため、これは非常に重要です。センサーの電池は約5〜7年後に交換すればよい。さらに、このネットワークは非常にコスト効率が高く、ローミング料金なしでグローバルに提供され、70か国以上で利用可能であり、さらなる拡張が計画されています。産業用パッケージ製品とサービスのグローバルサプライヤーである私たちにとって、これらすべてが非常に重要です。したがって、1回12バイト、1日あたり140メッセージでカバーできるものはすべてSigfoxで提供するのが最適でしょう。」

バルクコンテナのデジタル化は、Greif社の会社基本原則の1つである「持続可能性」に関しても、役割を果たしています。過去10年間、Greif社はパフォーマンス要件を満たし続け、すべての人が主要な廃棄物削減目標を達成できるように支援しながら、革新的な戦略の多くを、少量の新たな原材料と多くのリサイクルコンテンツを使用する製品の開発に注力してきました。たとえば、GCube Connect IBC(これも一定の割合でリサイクルポリエチレンを使用して作られています)は、この分野における重要な発展です。不要な輸送を減らし、消費に基づく補充サービスを提供することで、フリートの運用をより効率的にすることができます。また、リアルタイムな情報により補充ルートが最適化されれば、そのプロセスにおける二酸化炭素と粒子状物質の排出を削減できます。Greif社は、バルクコンテナのデジタル化により、効率が約10〜20%向上すると予想しています。

詳細はこちら(英語)
GREIF DIGITIZES GCUBE CONNECT IBC VIA SIGFOX 0G NETWORK