「Sigfox Connect 2019」に参加してきました!

イベント

皆さん、こんにちは。
LPWAソリューション部のアイナです。

先日、2019年11月20~21日に開催されたSigfox Connect 2019 in Singaporeに参加してきました!!!!!
私は初めてのシンガポールということで、いろいろな期待に胸を膨らませながら寒空の日本から飛び立ち、気温29℃湿度75%越えの常夏の国「シンガポール」へ。6時間強のフライトを経て、チャンギエアポートに到着しました。
では、実際のイベントについてレポートしていきます。

Sigfox Connectとは?

Sigfox Connectとは、Sigfoxが開催する年次イベントで、Sigfoxのグローバルパートナー各社が一堂に会するイベントです。今回は新たなリリースが3つありましたので、ご紹介します。

20191129-report-1.jpg

What's New!

Sigfox PAN(Private Area Network)
本技術により、Sigfoxユーザーは既存のパブリックワークに加え、セキュリティの観点などから必要とされるプライベートネットワークを利用することが可能となります。既存のパブリックネットワークで利用しているデバイスをそのまま利用することはもちろん、Sigfox Readyを取得したデバイスであれば接続することができます。Sigfox PANリリースまでのスケジュールは、2020年Q1にフランスとスペインでベータ版をリリース、その後2020年Q2にシェアCloudモデルを世界各国でリリースする計画です。2021年以降にはCloudをオンプレミス版で提供可能となる予定です。

Admiral LEO
eutelsat社の衛星を活用することで、既存のSigfox0Gネットワーク圏外のエリアからも接続可能となります。衛星は地球の上空500kmの低軌道エリアを回遊しているため、Sigfoxデバイスからのデータを受信することができます。トラック、電車、船による輸送・物流のトラッキングやモニタリング、また広大な土地で放牧する牛のトラッキングやモニタリングなどの農業関連への適用が見込まれます。今後の計画は、2020年に試験衛星を打ち上げ、2020年中に評価テストを行い、2021年のサービス開始を目指します。

Space 蛍(Unabiz, Soracom, kccs,ニチガス)
シンガポールと台湾のSigfoxオペレータであるUnabiz社は、スペース蛍を16か月間で85万台デプロイするという発表をしました。
スペース蛍プロジェクトは約1年前から始まり、デバイスは一般的なIoTデバイスに特有のスクエア型ではなく、流線形の特徴的かつ先進的なデザインになっています。ニチガス、Unabiz、ソラコム、Sigfox、KCCSで、この大きなプロジェクトを成功するためにお互いに協力しあうことを誓い、サインを交わしました。

New Tech!

続いて、Sigfox Connectの会場で見つけた新たな技術についてご紹介します!

Sigfox Bubbleの実証実験
会場受付で来場チェックインをすると、入場IDパスに加えLite-on社製のカード型デバイスがパスケースにセットされて配布されました。このカード型デバイスには、Atlas WiFi機能とBubble機能が搭載されています。また会場内では各所に、AlpsAlpine社によりプロトタイプ化されたBubbleビーコンが設置されていました。これによりSigfox Connect来場者は事前に配布されているMobile App上で、他の来場者の位置が確認できるような仕組みとなっており、会場内での人探しに重宝しました。

・Ultra low power device
Sigfoxブースで展示されていた、超低消費電力のプロトタイプデバイスです。いわゆるエネルギーハーベストです。ポテトやレモンなどの野菜や果実でSigfox通信ができてしまうのです。下の図はポテトに電極を取り付けて2V/100μAの電力を取り出し、約-20dbmの出力でメッセージを送信する様子です。これらポテト以外にもエネルギーハーベストの対象は幅広く、非常に興味深い取り組みです。野菜や果実以外にも、風力や光によるエネルギーの供給も紹介されていました。

・1 dollars device
二日目の午前中にBINGOゲーム大会が開催されました。(私は残念ながら別の打合せがあり参加できず・・・)。参加者には、ボタンデバイスである1ドルデバイスが配布され、Mobile App上でBINGO GAMEが楽しめるようになっていました。不参加のためBINGO GAMEの画面はありませんが、ビンゴゲームで使われた1ドルデバイスはこちらになります。

20191129-report-8.jpg


今回のSigfox Connectはマリーナベイサンズホテルに併設するコンベンションセンターで開催されていたため、ランチは併設するショッピングモール内のフードコートへ。主にイベントの参加者が食事に来ていたため、あちこちで知り合いの顔も見られました。レストランはいろいろな国の食事が楽しめ、もちろん日本食もありました。が、やはり、ここはシンガポールですので、ローカルフードの海南チキンライスをいただきました。
もちろん、シンガポールといえば、マーライオンやガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリーグローブの視察も重要任務ですので、完遂しました!

シンガポールは、複合民族国家で多様な文化が入り交じり、電車の中やタクシーでは英語のみならず中国語やインドのヒンディー語を話す方もいらっしゃいました。ダイバーシティ化が進んでいる国ですね。

20191129-report-9.jpg

これまで、SigfoxイベントはSigfox発祥の地であるヨーロッパを中心に開催されており、展示されるソリューションもヨーロッパやアメリカのものが大部分を占めていました。しかし、今年は初となるアジアでの開催ということもあり、日本や韓国などのアジア企業が作り上げた数々のSigfoxソリューションが日の目を浴びるイベントとなりました!

もちろん、ヨーロッパやアメリカのソリューションも紹介されており、私はSigfoxがグローバルに活用されていることを再実感し、やる気に満ち溢れる思いでした。

皆さんがより多くの海外ソリューションに触れられるように、また、日本でも海外ソリューションをさらに紹介できるように頑張ってまいります!!