「おっさん化」を避けるには?

事業部長コラム

みなさん、こんにちは。

KCCSでSigfoxを担当しております、LPWAソリューション事業部長の松木です。

先日、ある方とどうやったら頑固で融通の効かない、悲しいおっさんに堕してしまうのを防げるかについて、議論していました。

この「おっさん化」現象は、高齢化が急速に進む日本においては個人的な問題だけではなく、重大な社会問題でもあります(おばさん化については語る資格がないので棚上げします)。

ましてや、企業の責任ある立場にいる方々が悪しき「おっさん化」に冒されてしまいますと、経営問題にもなりかねません。

解決策として提案があったのは、「自分が初心者である分野」を意図的に作る、ということでした。

なぜなら、人がおっさん化するのは、「出来ることしかやらない」状態が続くからです。

初心者分野を作ると、学ぶプロセスの中で、人の話を聞く、指導を仰ぐ、自分の型を見つめて場合によっては見直す、原理原則に立ち返る、などの学びの基本動作を繰り返さざるを得なくなります。

この「学ぶ姿勢」こそが、刺激と驚きと新たな景色をもたらしてくれ、頑固で融通の効かない、悲しい「おっさん化」現象を予防できるという結論に至りました。

さて、なぜこの話をここでとり上げたかというと、企業が人の集まりである以上、企業にもそれが言えるのではないか、と思ったからです。

「出来ることしかやらない」「おっさん化」した企業に、みなさんは出会ったことはありませんか。

企業の「おっさん化」現象は当該企業だけでなく、いつの間にか伝染して、日本の経済問題に発展してしまいかねないという危機感を私は抱いています。

「おっさん化」を予防する為に、企業が「自分が初心者である分野」に取り組むことは、企業にも学ぶ姿勢をもたらし、世の中の変化に気づくきっかけを作ってくれます。

そして、一般の企業が、IoTやSigfoxに挑戦する試みこそ「自分が初心者である分野」への取り組みのひとつに相当するのではないでしょうか。

「出来ることしかやらない」企業は、過去の経験価値だけにもとづいてIoTやSigfoxの投資対効果を算定するがゆえに挑戦を回避し、あきらめてしまうのです。

企業にとっても、「おっさん化」を予防するために、あえて「自分が初心者である分野」に取り組むことが、健全な事業の成長、発展に不可欠だと私は思います。